Revitモデル — 主要な成果物
課題
Tengbomは2017年、Nyréns ArkitektkontorからIFCデータとしてErsta Sjukhusの設計を引き継ぎました。他社の設計意図をリバースエンジニアリングして生産対応可能なRevitモデルへ変換する必要があり、しかも敷地は急斜面で38,000㎥の岩盤掘削と、周辺の保存対象建造物との統合が求められました。
アプローチ
引き継いだIFCデータをもとに、Revitモデルをゼロから完全に再構築しました。その後、建物を特徴づける黄土色のアルミ製アノダイズドクラッディングシステムのメインモデラーを担当。電気・設備(HVAC)・構造の各チームと毎週調整を行い、ファブリケーション(製造)会議にも参加して、設計通りに製造・設置が可能かを検証しました。
ファサードデザインレビュー
使用技術
建設
成果
完成した病院はMonocle Design Awards 2024で「Best Healthcare」を受賞し、Årets Stockholmsbyggnad 2024のファイナリストにも選出されました。数十回に及ぶ調整・製造会議を経て磨き上げられたファサードは、この建物を象徴する要素の一つとなりました。本プロジェクトは、引き継いだデータから設計開発、そして実際の施工に至るまで、BIMモデルのライフサイクル全体を理解していることの証明でもあります。